昔、CPUを冷やしていた男は、今、Dockを冷やしている。

先日、MacBook ProにつないでいるDockの調子を確認しながら、ふと思った。

「そういえば昔も、こんなことをやっていたな」と。

私が初めてプライベートで買ったパソコンはMSX。
まだWindowsが一般的になる前の時代で、パソコンの世界はMS-DOSが中心だった頃です。

BASICで簡単なゲームを作り、保存先はカセットテープ。
今のようにクリックすれば何でもできる時代ではなく、自分でプログラムを書いて動かすこと自体が遊びだった。

その後、ベーシックマスターを使い、払下げのMacintoshを手に入れた。
Mac OS 9の時代である。

やがて白いMacBookを使うようになったが、その頃、シャックでは自作PCでも遊んでいた。

CPUやメモリを選び、パーツを組み合わせ、自分だけのPCを作る。

そして、当時ハマっていたのがベンチマークテスト。

画像はChatGPTで生成

職場の同僚と、

「何点出た?」
とスコアを競っていた。

少しでもスコアを上げたい。
そうなると、当然のようにクロックアップに手を出す。

クロックを上げれば速くなる。
でも、熱くなる。

ならば冷やせばいい。

大きなヒートシンクを付け、ファンを強化する。
さらに冷やすなら水冷。

今考えれば、

「そこまでして、いったい何をしていたんだ?」
と思う(笑)。

でも、当時はそれが楽しかった。

少し設定を変えてベンチマークを走らせる。
スコアが上がる。
もう少しいけるかな?
さらにクロックを上げる。
そして――落ちる(笑)。

最高性能を出す設定と、毎日安定して使える設定は違う。
そんなことを遊びながら覚えていった。

それから何年経っただろう。

現在使っているのはM2 ProのMacBook Pro。
CPUのクロックアップなんて考える必要もない。
十分すぎるほど速い。

最近はむしろ、
「最高性能より、安定して長く使えるほうがいい」
と思うようになった。
ずいぶん大人になったものだ。

……と思っていた。

ところが、机の上を見る。

そこにはThunderbolt Dock。

触ってみると、かなり熱い。
気になる。

そこでDockの上にアルミ製の放熱フィンを付けてみた。

さらに上からUSBファンの風を当てる。

「うん、これなら冷える」

……。

ちょっと待て。
やっていること、昔と同じじゃないか(笑)。

昔は、
CPUを速く動かすために冷やしていた。

今は、
Dockを安定して長く使うために冷やしている。

目的は少し大人になった。
でも、
熱いものを見ると、とりあえず冷やしたくなる。

どうやら、この癖だけは昔から何も変わっていないらしい(笑)。

さらに最近、Dockの冷却用ファンも交換しました。

リサイクルショップで見つけた、
ちょっとレトロな雰囲気の小さなLED2枚羽根ファン。

なんと価格は200円。

普通なら最新の静音ファンを探すところですが、
こういう少し遊び心のある製品に惹かれてしまいます(笑)。

ただし、ファンを直接Dockの天板に固定すると、
回転による振動がそのまま筐体へ伝わります。
冷却効果だけではなく、振動音や共振も考えなければなりません。

そこで、あえて直接固定せず、間接的に支持する構造にしました。
冷やすことだけではなく、静かに安定して使えることも大切です。

更に。
写真撮影も一苦労。

回転するLED文字をブログ用にどう写すか試行錯誤。
結果、
iPhone標準カメラの露出調整だけで解決できました。

ちなみに、このファンはモニターの一部に少しかかっています。

しかし、羽根が透明なため視界を邪魔することもなく、
意外と気になりません。

あとは、この夏の暑さを無事に乗り切ってくれることを祈るばかりです(笑)。

新しい道具を買う前に、今ある機能を使いこなす。
これも昔から変わらない楽しみです。

昔、自作PCでCPU冷却にこだわっていた頃も、
性能だけではなく「どう工夫するか」を楽しんでいました。

今はDockを冷やすためのファンですが、道具選びを楽しむ気持ちは昔と変わっていません。
どうやら、パソコンとの付き合い方だけは、40年以上たっても変わっていないようです。

Dockを冷やす200円の助っ人。
表示された文字は「BE COOL」。
まさに今回のテーマそのもの(笑)

ブログのキャッチフレーズに採用しました「TAKE IT EASY」

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